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日商エレ、BPM基盤やサービス指向モデルを採用した債権管理総合システムを販売開始

2009年5月16日(土)IT Leaders編集部

日商エレクトロニクス(日商エレ)は、BPM(Business Process Management)基盤やサービス指向モデルといった新しいアーキテクチャを採用したWeb型の債権管理総合システム「ACC Professional Suite」を開発し、2009年5月15日より販売開始すると発表した。

ACC Professional Suiteは、従来のシステムでは実現できなかった債権回収業務における業務プロセスの可視化、ルール化、ワークフロー化などを可能にした債権管理総合システム。同社が注力するBPMエンジンを基盤とし、業務プロセスを一元管理することで、債権の督促・回収ステータス状況や各督促担当者のパフォーマンス状況をリアルタイムに把握し、厳格な管理とすばやい業務判断を支援するというもの。

同システムは、RIA(リッチインターネットアプリケーション)技術を採用し、Web型アプリケーションでありながらクライアント/サーバーアプリケーションと同レベルのレスポンスと操作性をサポート。また、標準機能と固有機能を分離し、サービス指向モデルにより固有機能をモジュール化することで、顧客の業務形態に応じたシステムを提供できるほか、仕様変更や法改正対応などの追加開発、カスタマイズ開発やバージョンアップにも迅速に対応可能となっている。

さらに、インターネット上のサーバーを複数のユーザーで共用する「マルチテナントプラットフォーム」技術を採用しており、金融業界での企業統合やグループ化においても、1つのシステムで複数企業の業務プロセスやデータを干渉することなく一元管理が可能なことから、従来、多大なコストを必要としたプロセシング業務受託や、グループ企業へのアプリケーション提供などの共同センター利用においてもTCO削減を期待できるとのこと。

同社は1985年に債権管理システム「ACC」を開発・販売開始して以来、銀行/JA、クレジット/信販会社、保証会社、サービサーなど多くの金融機関、ノンバンクへの納入実績を重ねてきた。新バージョンとなる今回の「ACC Professional Suite」の販売開始により、さらに多くの企業へ債権管理システム基盤を提供するとともに、新たにSaaS形式でのサービス提供も視野に入れ、ビジネスを拡大していく予定という。

ACC Professional Suiteの基本パッケージ価格(税別)は、サーバーライセンスが1200万円から、クライアントライセンス(20ユーザー~)が1000万円から。同社では、初年度3億円の販売を目指している。なお、同社は5月21日(木)、顧客向けの「ACC Professional Suite」製品発表会を都内で開催し、製品および新機能の紹介と、個別デモンストレーションを行う。

「ACC Professional Suite」製品発表会
http://www.nissho-ele.co.jp/event/acc090521/index.html

日商エレクトロニクス
http://www.nissho-ele.co.jp/

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