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バックアップとレプリケーションを組み合わせて活用─CA ARCserve r12.5シリーズ

2009年6月16日(火)IT Leaders編集部

日本CAは2009年5月11日、データのバックアップ/レプリケーション(複製)ソフト群の新版「CA ARCserve r12.5シリーズ」を発表した。バックアップソフト「CA ARCserve Backup r12.5」と、レプリケーションソフト「CA ARCserve Replication r12.5」、「CA ARCserve High Availability r12.5」で構成する。いずれもWindows環境向け。

 「CA ARCserve Backup」は、Ex-change ServerやSQL Server、Oracle Databaseなどのデータをバックアップし、VMwareやHyper-Vといった仮想環境でも利用できる。新機能としてデータの重複排除機能を備え、重複するデータをバックアップしないようにすることでディスクの容量を節約できる。ユーザーの権限を設定する機能を備え、権限のないユーザーによる不正操作を防止する。

 「CA ARCserve Replication」と「CA ARCserve High Availability」は、データをリアルタイムに複製し、障害時に代替データとして利用可能にするソフト。複製は人手を介さず自動処理するため、管理者の業務負担を軽減できる。新版は「CA ARCserve Backup」と連携できるようにし、バックアップとレプリケーションを組み合わせた運用を可能にする。レプリケーションソフトで複製したデータを、バックアップソフトで保存するといった使い方が容易にできる。ユーザーインタフェースを共通にして操作性も向上させた。

 参考価格はCA ARCserve Backupが15万円から、CA ARCserve Repli-cationが19万8000円から、CA ARC serve High Availabilityが39万8000円から(ともに税別)。CA ARCserve Backupは2009年6月10日、CA ARC serve ReplicationとHigh Availabilityは7月1日出荷を開始する。

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