日本システムウエア(NSW)は2009年8月4日、仮想化技術を利用したホスティングサービス「BlueSpider」の提供を2009年9月から開始すると発表した。同サービスはユーザーに仮想環境のリソース使用・監視・運用までをトータルで提供するもの。
同社は、高まる仮想環境ニーズに対応するため、アウトソーシング、システムインテグレーションの長年の実績とノウハウを生かし、高セキュリティ、高信頼性の仮想ホスティングを同サービスにて提供。仮想環境へのホスティングに加え、ユーザーのニーズに応じて、オプションでバックアップサービス、マイグレーションサービス、監視サービス、インターネット接続など、さまざまなサービスを組み合わせて提供する。
「BlueSpider」のおもな特長は以下のとおり。
- コスト削減
要件に合わせてシステムリソースの拡張・縮小が可能。リソース割当量に応じた課金体系により、TCOの削減が可能。 - サポートサービス
監視~運用~障害対応まで一貫したサポートサービスを提供。OS~ミドルウェア~アプリケーションまで、障害切り分け・復旧サービスを提供。 - 信頼性
すべてのハードウェアで冗長化構成を採用し、高可用性を実現。完全免震構造のデータセンターにより、対災害性と万全なセキュリティ体制を確保。郊外型データセンター使用のため、ディザスタリカバリサイトとしても利用可能。 - マルチキャリア
キャリアに依存しない、さまざまなネットワークの引き込みが可能。
同サービスの利用料金は、最小構成でサーバ1台あたり月額13万円程度から。同社は2009年度の販売目標を20社としている。なお、同サービス開始に合わせ、すでに4社での稼働が決定しているという。
日本システムウェア
http://www.nsw.co.jp/