RSAセキュリティは2009年8月17日、銀行系クレジットカード会社の三菱UFJニコスがフィッシング詐欺対策の強化策として、フィッシングサイトを閉鎖してネット犯罪被害を予防する、RSAセキュリティのフィッシングサイト閉鎖サービス「RSA FraudAction(アールエスエー・フロードアクション)」の利用を開始したと発表した。
RSAセキュリティの提供するRSA FraudActionは、フィッシングサイトの閉鎖まで行うという特徴を持つフィッシング詐欺対策サービス。サービス内容にはフィッシングサイトの検出、検出後の金融機関へのアラート、フィッシングサイトのシャットダウン、フィッシング被害の原因分析、フィッシングサイトへの対抗措置などが含まれる。
24時間365日対応のサービスであり、「RSA Anti-Fraud Command Center(AFCC)」(オンライン不正対策指令センター)が金融機関からフィッシングサイト出現の連絡を受けると、各国の法律・規制に精通したエンジニアが、世界中の国々でホストされる不正サイトに対して適切な処置を実施するというもの。
新たなフィッシングサイトが出現した場合にも、フィッシングサイトの活動時間を短縮して、利用者がサイトに誘導される危険を低減できる。RSA FraudActionの契約後は直ちにサービスを利用開始できるため、短期間でフィッシング対策を導入できるほか、フィッシング対策ソフトと異なり、専用ソフトを利用者のPC にインストールしたり、利用者がサイトの真偽を確認する必要がない。
同社によれば、RSA FraudActionは金融機関をはじめとする世界300社以上で採用され、これまでに世界中で発生した約15万のフィッシングサイトを、平均5時間で閉鎖している。機動的なサイト閉鎖サービスとしての評価を受けており、日本国内での採用企業は、今回の採用により32社となった。
三菱UFJニコスは、クレジットカードの申し込みや情報提供などのインターネット経由サービスを、顧客が安心して利用できるためのセキュリティ整備の一環としてフィッシング詐欺対策に取り組んでおり、フィッシングサイトを迅速にシャットダウンできること、および世界中の金融機関で利用されている実績を評価してRSA FraudActionを採用したとのこと。
RSAセキュリティ
http://japan.rsa.com
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