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事前チューニングを施したDWHを最短12日で導入、日本IBMがアプライアンス新製品「IBM Smart Analytics System」

2009年11月10日(火)IT Leaders編集部

日本IBMは2009年9月30日、データウエアハウス(DWH)アプライアンス「IBM Smart Analytics System V.1.0」を発売した。同社のUNIXサーバーやストレージのほか、DWHソフト「InfoSphere Warehouse」、運用管理ソフト「Tivoli」などを組み合わせて提供する。

日本IBM「IBM Smart Analytics System V.1.0」 日本IBM「IBM Smart Analytics System V.1.0」

 Smart Analytics Systemは、IBMが過去に手がけてきたDWH構築やコンサルティングの実績に基づいてソフトやハードを構成するとともに、性能をチューニングした状態で出荷する。これまでDWHの構築では、機器の選定やセットアップ、十分な性能を発揮するかどうかの検証作業などで、半年以上を費やすケースも珍しくなかった。「Smart Analytics Systemでは最短12日まで短縮できる」(ソフトウェア事業 インフォメーション・マネジメント事業部長 下垣典弘氏)という。

 ビジネスインテリジェンス(BI)については「Cognos」をオプションで追加でき、レポーティング、分析、ダッシュボードなどの機能を使える。「(DWHの構成を考慮せず)個別にBIソフトをインストールするより、実行性能が3倍向上する」(同)という。

 ディスク容量の違いから6モデルを用意する(最小は4TB、最大は200 TB)。価格は4TBモデルで2億3000万円から。初年度の保守サポート代などを含む。

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IBM / DWH / アプライアンス / BI / InfoSphere / Tivoli / Cognos

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