[新製品・サービス]

SCS、ソフトウェアロードバランサーを搭載したアプライアンス製品を販売開始

2009年10月26日(月)IT Leaders編集部

住商情報システム(SCS)は2009年10月26日、米国サン・マイクロシステムズ社のサーバ製品「Sun SPARC Enterprise Tシリーズ」サーバに、Zeus Technology社のソフトウェア・ロードバランサ製品「ZXTM LB」を搭載した独自アプライアンス製品の販売を開始すると発表した。

SCSは、高性能かつ高機能なL7ソフトウェア・ロードバランサである「ZXTM LB」を、信頼性に優れ、多くの販売実績を有する、「Sun SPARC Enterprise Tシリーズ」サーバに搭載することにより、低コストかつ高性能・高機能・高可用性を実現したアプライアンス製品を開発。クラウドコンピューティング対応の他社同等製品と比較し、2分の1の価格で3倍のスループットを実現するという(同社調べ)。

同製品の特長は以下のとおり。

  1. UltraSPARC T2プロセッサ(最大で8つのコア)を活用することでスループットの高速化を実現
  2. サーバ及びオペレーティング・システム(Solaris10)が標準で提供する仮想化テクノロジーにより、同一筐体上で複数の仮想ロードバランサの構築が可能
  3. トラフィック状況に応じ、仮想ロードバランサに割り当てるマシンリソースを変化させることで、柔軟かつ効率的な運用が可能
  4. ZXTM LBが標準で提供するSSLアクセラレーション機能と、サーバに標準搭載(オン・チップ化)された暗号化処理機構により、SSLの高速処理を実現

同製品の販売価格は、「ZL 5000」(最小システム構成)が1台あたり248万円(税別)。同社は同製品の販売目標を、初年度30台としている。


住商情報システム
http://www.scs.co.jp/

 


 

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