PFUは2026年2月13日、検疫ネットワーク/不正接続防止システム「iNetSec SF」の新ラインアップとして、ソフトウェアセンサー製品「iNetSec SF 遮断ソフトウェア」を発表した。ハードウェアセンサー(ハードウェア一体型のアプライアンス装置)よりも安価に導入できる。同年4月1日から提供する。価格(税別)は、1セグメントライセンスが年額2万5000円。別途、管理マネージャソフトウェア(30万円)が必要。
PFUの「iNetSec SF」は、検疫ネットワーク/不正接続防止システム製品である。管理下にない端末のネットワーク接続を検知して通信を遮断したり、端末の通信内容を監視して危険な通信を遮断したりする。ネットワークから端末を切り離す手段として、偽りのARP(Address Resolution Protocol)応答を使う。
製品は、「センサー」(ネットワークセグメントを流れる通信を監視する装置)と、「マネージャー」(センサーを統合管理するソフトウェア)で構成する。さらに、マルウェアの振る舞い検知など、各種の「機能追加ライセンス」も用意している(関連記事:PFU、検疫ネットワークデバイス「iNetSec SF」でMACアドレスの使い回しを検出可能に)。
図1:ハードウェアセンサーよりも安価なソフトウェアセンサーにより、多拠点をより安価に管理でjきるようにした(出典:PFU)拡大画像表示
今回、センサーの新ラインアップとして、ソフトウェアセンサー製品「iNetSec SF 遮断ソフトウェア」を追加した(図1)。監視対象のネットワークにつないだ1台のWindows機器にインストールして使う。既存のハードウェアセンサー(ハードウェア一体型のアプライアンス装置)と比べて機能を絞っているが、価格を抑えている。
具体的には、ソフトウェアセンサーは、基本機能として、ネットワークセグメントに接続している端末を可視化する機能と、管理下にない端末(台帳に含まれないMACアドレス)を検知してネットワークから遮断する機能に特化している。「工場・営業所・店舗や海外拠点などの分散した環境でも、未承認機器によるリスクを減らす」(同社)としている。
背景として、小規模拠点や海外の工場・営業所・保守拠点・物流センターなど、拠点を多数抱える分散運用が一般化している。こうした国内外の拠点では、機器調達や配送のリードタイム、現地要員や保守体制の不足といった制約からセキュリティの整備が後回しになりやすく、持ち込み機器や未承認機器によるシャドーITの把握・対処が課題である。
iNetSec SFの価格(税別)は、表1の通りである。管理マネージャソフトウェアは30万円で、ハードウェアセンサーが22万5000円、ソフトウェアセンサーが1セグメントで年額2万5000円などである。
| 製品名 | 価格(税別) | 備考 | |
|---|---|---|---|
| 製品 | iNetSec SF V1.0マネージャー | 30万円 | ソフトウェアパッケージ製品。システムに1つ必須 |
| iNetSec SF 510センサー | 22万5000円 | ハードウェアセンサー。セグメントライセンスが1つ付く | |
| iNetSec SF 510センサー ラックマウントキット |
4万4000円 | 「iNetSec SF 510センサー」をラックに搭載するためのオプション製品 | |
| ライセンス | iNetSec SF追加 セグメントライセンス |
4万4000円から | 1台のセンサーで複数のセグメントを管理する場合に必須 |
| オプションライセンス | iNetSec SF標的型サイバー攻撃振る舞い検知 セグメントライセンス |
年額6万5000円から | 年間利用ライセンス。追加機能を利用するセグメント数分必要 |
| iNetSec SFアプリケーション監視 セグメントライセンス |
年額1万2000円から | ||
| iNetSec SF遮断ソフトウェア セグメントライセンス |
年額2万5000円(1セグメント) 年額20万円(10セグメント) 年額80万円(50セグメント) 年額25万円(100セグメント) |
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