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VLANの構成を可視化し、迅速な障害対応を支援するネットワーク管理ソフト

2009年12月15日(火)

ネットワーク管理ソフト 日立論理ネットワークオペレーティングシステム/日立製作所 日立製作所は2009年10月28日、ネットワーク管理ソフト「日立論理ネットワークオペレーティングシステム」の販売を始めた。総務省から受託したプロジェクト「ネットワークを通じた情報流出の検知及び漏出情報の自動流通停止のための技術開発」の研究成果を基に開発した。仮想ネットワーク(VLAN)構成の視認性が高いことが特徴である。

VLANの構成を物理ネットワークの構成に重ね合わせて表示できる。その際、リング・アグリゲーション(複数の物理回線を集束して仮想的な単一回線として利用する技術)による仮想化や、リング(LANスイッチを環状接続したネットワークの冗長化技術)による冗長化の状態を反映したマップ画面を作成する。こうすることで、データがどういったルートで流れているか、実際の転送経路を確認しやすくした。

上述のマップ画面に障害個所を組み合わせて表示することも可能だ。障害発生時の影響範囲を調査したり、ネットワーク構成の整合性を確認したりするのに役立てられる。

さらにVLANを構成する機器の検索機能も備える。具体的にはL2スイッチの設定情報をデータベースに収集し、それらの情報を一覧表示。その中から特定のリングに属するVLANや、任意のVLANを構成するL2スイッチを検索できる。L2スイッチの接続ポートとVLANの設定の不一致を自動検出する機能もあり、ネットワークを新設/拡張する際の設定作業の効率化を図れる。

インテル製のデュアルコア・プロセサXeon E3110相当以上、320GB以上のハードディスク、4GB以上のメモリーを搭載するハードウェアで動作する。対応OSは、Red Hat Enterprise Linux 5.1。価格は1050万円。

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