[新製品・サービス]

SOAを採用し、他システムとリアルタイムで連携するERPパッケージ「SuperStream-NX」

2009年12月25日(金)IT Leaders編集部

エス・エス・ジェイ(SSJ)は2009年11月9日、ERPパッケージの新製品を発表した。最大の特徴は、既存製品のアーキテクチャを全面的に見直し、外部のWebサービスや他システムとの連携を容易にしたこと。操作画面の使い勝手向上や多通貨/多言語に対するユーザー企業のニーズも取り込んだ。

 エス・エス・ジェイ(SSJ)が発表したのは「SuperStream-NX」。統合会計と人事/給与管理の大きく2つのアプリケーションで構成し、SOA(サービス指向アーキテクチャ)に基づくシステム連携基盤であるエンタープライズサービスバスを介して外部のシステムと連携する。例えば、外部の販売管理システムに登録されたデータを取り込み、仕訳伝票を起票して結果を通知する、といった連携処理をリアルタイムで実行できる。

 ユーザーインタフェースには、Webブラウザの機能を拡張するマイクロソフトのWeb技術「Silverlight」を採用し、操作性を高めた。

 SSJは2009年12月に、管理会計や支払管理、債権管理などの機能を備える統合会計アプリケーションを発売。2010年中にSaaS形式の「Super Stream-NX in the Cloud」を提供する。さらに2012年までに固定資産管理やグループ経営管理といった統合会計のオプション機能と、人事/給与管理アプリケーションを順次売り出す。既存製品「SuperStream-CORE」からの移行支援ツールも用意する。

 価格は統合会計が1ユーザー当たり100万円。売上規模が50億円〜1000億円以上と幅広い企業に拡販し、導入実績を現在の約5400社から3年後に8000社に伸ばす。依然、景気の先行きは不透明だが、谷本善男社長は「ライセンスの新規販売が7月から回復してきた」と目標の達成に自信を見せる。

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