日本ティーマックスソフトは2009年11月26日、日立製作所製メインフレームの資産をオープン系プラットフォームに移行するミドルウエア製品群「OpenFrame for VOS3」を発表した。
メインフレーム上で稼働しているアプリケーション資産を、再開発することなくPC/UNIXサーバーにそのまま移行できる。同社のレガシーマイグレーション用ミドルウエア「OpenFrame」シリーズの1製品で、IBMと富士通製メインフレーム向けの既存2製品に次ぐ3つめの製品となる。本製品を利用することで、運用コストの削減やビジネスの継続性を支援する。稼働環境は、HP-UX、AIX、Solaris、Linuxなどで、日立製作所のメインフレーム用OS「VOS3」を対象とする。
COBOLやPL/1といったプログラミング言語で書かれた既存のアプリケーション資産を書き換えることなく移行できるほか、ADM/DBやPDMⅡなどのデータベースシステム、ADM/DC、DCCM3などのオンラインシステムも移行対象となる。
価格(税別)は最小構成で2000万円から。