マイクロソフトは2010年2月10日、ソフトバンクBBと協力して、企業向けソフトウェアの機能をマイクロソフトがクラウド型で提供する「Microsoft Online Services」と、ソフトバンクBBが販売するWindows Phoneなどのスマートフォンとの連携を強化し、ソリューションの提案・販売活動を推進していくことを発表した。
Microsoft Online Servicesは、マイクロソフトがサーバーを運用し、Microsoft Exchange Server(電子メール・予定表など)やSharePoint Server(情報共有・文書管理など)をインターネットや専用線を介したオンラインサービスとして提供するクラウド型のサービスで、日本では2009年4月にサービスを開始している。
今回の協業により、マイクロソフトは、ソフトバンクBBの中堅・中小企業の顧客に対する販促活動を支援するために、Microsoft Online Services とスマートフォンの連携利用シナリオを開発するほか、ソフトバンクBBが2月10日から6月30日まで実施する「スマートフォン セキュリティ強化ダブルキャンペーン」の告知を共同で行う。
また、Microsoft Officeのユーザーに対しては、電子メールや予定表の利用などに関してMicrosoft Exchange Onlineとスマートフォンを組み合わせたソリューションを提案し、スマートフォンを利用または利用を検討している顧客に対しては、情報漏えいの危険性を最小限にするリモートワイプ機能などを含め、Microsoft Exchange Onlineのセキュリティソリューションを提案していく。そして、中堅・中小規模の顧客向けにMicrosoft Online Servicesを提案していくことにより、グループウェアの活用を促進する。
両社は今回の協業を皮切りに、Microsoft Online Services とソフトバンクBBの各種サービスを組み合わせたソリューションを順次開発し、提供していく予定とのこと。
「Microsoft Online Services」
http://www.microsoft.com/japan/online/default.mspx
「スマートフォン セキュリティ強化ダブルキャンペーン」
http://www.microsoft.com/business/smb/ja-jp/campaign/bpos1001/default.mspx
マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/