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SAPジャパン、企業の持続可能性の取り組みを可視化する「SAP SPM」を提供

2010年3月9日(火)鳥越 武史(IT Leaders編集部)

SAPジャパンは2010年2月3日、企業のサステナビリティ(持続可能性)の取り組み現状を可視化するソフトウェア「SAP BusinessObjects Sustai-nability Performance Management(SAP SPM)」を販売開始した。サステナビリティの取り組みとは、企業が将来にわたって存続し得るよう活動を推し進めること。

 「SAP BusinessObjects Sustai-nability Performance Management(SAP SPM)」は、サステナビリティ活動の進捗度を把握するKPI(重要業績指標)を標準で100種類以上用意する。この中には、世界的に通用する「GRI(Global Reporting Initiatives)ガイドライン」に準拠した指標も含む。

 アプリケーション基盤「SAP NetWeaver」をベースとしており、ERPパッケージの「SAP ERP」やコンプライアンス(法令順守)支援ソフトウェアの「SAP Environment, Health, and Safety Management」などからデータを読み込んで管理できる。

 例えば製造業の場合、生産する製品に含まれる資源や化学品などの規制対象物質の生産量を、サステナビリティの取り組み目標の達成度に反映できる。発表時点では、価格は非公開。 (鳥越)

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