BIG-IP v10.1/F5ネットワークスジャパン F5ネットワークスジャパンは2010年2月3日、基本ソフトをバージョンアップしたレイヤー7スイッチの新版「BIG-IP v10.1」の販売を開始した。主な特徴は、アクセス制御機能を強化した点にある。基本ソフトの新機能として、IPアドレスと位置情報のデータベースを用い、どの都道府県からアクセスされているのかを判別できるようにした。
追加モジュール新製品「BIG-IP Access Policy Manager」(APM、149万円から)を用意し、ポリシーベースのアクセス認証/制御を可能とした。APM利用時には、1台のBIG-IPを仮想的に複数台のBIG-IPとして運用し、部門ごとにポリシーを使い分けるといった運用も可能である。
もう1つのBIG-IP追加モジュール新製品が「BIG-IP WAN Optimization Module」(179万円から)だ。前バージョンのv10.0から実装している、異なるデータセンターごとに配置したBIG-IP間で専用トンネルを作ってデータ転送する機能を拡張し、災害対策レプリケーションのための機能を強化した。 (日川)
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