HDEは2010年3月18日、Webアクセスを介した情報漏洩をPOSTメソッドのブロックによって防止するプロキシサーバーソフトの新版「HDE Web Cop 2」を発表した。4月15日に販売/出荷開始する。新版では、ブラックリストの運用を可能にしたほか、価格を従来の3分の1に下げた。税込み価格は、100ユーザー時に31万5000円、保守費用は4万7500円。
HDE Web Cop 2(画面1)は、従業員によるインターネット掲示板への書き込みといった、Webアクセスを経由した情報漏洩行為を防止/抑止するためのセキュリティ・ソフトである。HTTPプロキシ・サーバーとして動作し、アクセス制御/フィルタリング機能と、アクセス・ログ保存機能を提供する。
アクセス制御の方法は、POSTメソッドによるデータ転送を一律禁止するというもの。これにより、インターネット掲示板への書き込み行為のほとんどを防止できる。転送しようとしたPOSTデータは記録/保管する。例外としてPOSTを許すドメイン(業務システムなど)を、ホワイト・リストとして定義できる。
SSL通信を検閲する機能も備える。インターネット側のSSLサーバーと従業員のWebブラウザとの間で直接SSLセッションを張れないよう、プロキシがSSL通信を仲介する。また、ユーザー認証機能も備える。Active Directoryなどを用いた外部LDAP認証が可能である。
新版では、アクセス制御の方法として、ブラックリストを運用できるようにした。なお、これにより、POSTメソッドの一律禁止(ホワイトリストによる例外)を運用しつつ、明示的に少数のURLをブラックリストで禁止する、という運用が可能になる。
HDE Web Cop 2の稼働環境は、以下の通り。開発言語はPython。動作を保証するOSは、Red Hat Enterprise Linux 5.4 for x86/x86_64またはCentOS 5.4 for x86/x86_64。
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