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日商エレ、3PARのパートナー制度に参加し両社の協業によるクラウドビジネスを強化

2010年5月15日(土)IT Leaders編集部

日商エレクトロニクス(日商エレ)とユーティリティ・ストレージを提供する3PAR(スリーパー、本社:米国カリフォルニア州)は2010年5月14日、今後両社が協力してクラウドビジネスの強化を図っていくことを発表した。日商エレは、3PARが展開するパートナー制度「3PAR Cloud-Agileプログラム」への参加を決定した。

3PAR Cloud-Agileプログラムは、クラウドサービスの導入促進を目的とした、3PARによるパートナー制度。パートナー企業は同プログラムに参加し3PARの専門的なトレーニングを受けることで、自社が展開するクラウド関連サービスの品質向上を図れるようになるというもの。日商エレが今回が参加するのは、Remote Copy技術によるディザスタリカバリソリューションの展開が可能となる「3PAR Cloud-Agile:ASSURED」プログラムであり、国内初の認定パートナーとなる。

日商エレはまた、3PARによるクラウドインフラ構築サービスとして、クラウドサービス事業者向けの「パブリッククラウド構築支援」および、パッケージ「3cV」による「プライベートクラウド構築」を提供する。概要は以下のとおり。

「パブリッククラウド構築支援」
クラウドサービス事業者向けに、3PARによるクラウド環境構築を支援するサービスを提供する。クラウドサービス事業者が展開するサービスを日商エレが販売することも予定しており、企業のプライベートクラウドとサービス事業者が展開するパブリッククラウドを結びつけ、より効率的なハイブリッド型クラウドの提供を支援する。

「プライベートクラウド構築」(3cV)
3cVは、仮想化サーバーの「3PAR InServ ストレージ・サーバ」、ブレードサーバーの「HP BladeSystem c-Class」、および「VMware vSphere」を組み合わせたプライベートクラウドパッケージ。サーバー使用率とサービスレベルの向上を両立可能なプライベートクラウド環境を提供する。3cVの特徴は以下のとおり。

  • 全自動でストレージを設計し、数分ですべての作業が完了
  • 独自のシン・プロビジョニング技術により、ストレージのコストを削減
  • ストレージ都合のシステム停止が不要なため、システム稼働率を最大化し可用性の向上が可能

さらに、日商エレでは、3PARをはじめクラウド環境を構築する各種機器を、同社の新技術サービスセンター「NETFrontier Center」内のクラウド技術検証施設「CloudNavigate Center(CNC)」に準備し、クラウドを検討する顧客に対し、動作検証やパフォーマンス検証の実施環境を提供する。同社は2003年より3PARの販売代理店として3PAR製ストレージの販売を行ってきたが、今後3PARとの協業関係をより一層強化し、顧客のクラウドインフラ環境構築を推進していく。

3PAR InServシリーズ
http://www.nissho-ele.co.jp/product/3par/

日商エレクトロニクス
http://www.nissho-ele.co.jp/

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日商エレクトロニクス / 3PAR / 協業・提携 / HPE

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