EMC Avamar 5.0/EMCジャパン EMCジャパンは2010年4月26日、重複除外機能を備えたデータ・バックアップ・ソフト「EMC Avamar 5.0」の新機能として、クライアントパソコンのデータをバックアップする機能を発表した。従来、Avamarのバックアップ対象はUNIX/LinuxやWindows Server、各種NAS、VMware環境など、サーバー資源に限られていた。
新たに、Windows XP/Vistaを搭載したクライアントパソコン向けのエージェント・ソフトと、エンドユーザー向けのセルフ・ポータル画面を追加し、クライアント機のデータ・バックアップを可能にした。Avamarが1システムにつき、最大5000台のクライアント機をバックアップ対象にできる。近日中にWindows 7搭載機も対象に加える。
新機能は無償で、新機能の追加によるAvamar 5.0の価格変更もない。価格は、重複排除後のバックアップ用ストレージ容量が1Tバイトの最小構成で、ソフトウエア「Avamar 5.0」が186万5000円(税込)、サーバー機やストレージを一体化したアプライアンス「Avamar Data Store Gen 3」が343万5000円(税込)。 (日川)