日本セーフネットは2010年8月3日、ソフトウェアライセンス管理ソリューション「Sentinel HASP 5.0」の日本語ランゲージパックおよび中国語、イタリア語のランゲージパックを発表した。
HASPは、ソフトウェアの違法コピー、不正使用を防止する知的財産の保護ソリューション。ソフトウェアのライセンス管理を行うことで、ISVの企業コンプライアンスが向上する。HASPはハードウェアキーとソフトウェアアクティベーションからプロテクションキーを自由に選択して、販売戦略にあわせたライセンスを柔軟に発行する。
「HASP 5.0」の仕様および主要機能は以下のとおり。
- 仮想環境のライセンシング機能
仮想環境でのアプリケーション動作の許可・不許可のオプションが設定可能になり、ISVはユーザや市場のニーズをレスポンスよく把握でき、ニーズに合った製品の提供が可能になる。 - 仮想環境下でのクローン検知
CPU情報、MACアドレスといった固有情報を組み合わせたマシンのフィンガープリントに、ライセンス情報をひも付けする。これにより、仮想環境でのVMゲストのコピーや他のホストへのVMの移動によるソフトウェアの著作権侵害を防止する。 - カスタマーサービス機能の強化
エンドユーザーに配布したプロダクトキーを指定し、アクティベーション状況の確認や最大アクティベーション許容回数の変更が可能となる。 - レポート作成機能を追加
17種類のSentinel HASPレポートテンプレートが提供され、レポート結果を任意のファイル形式で、スケジュールした日時にメール送信できる。ビジネスモデルの変更など、営業・マーケティングにおける重要な決定を促す強力なツールとなる。 - 販売代理店の管理
販売代理店経由で製品を販売する場合、チャネルごと個別のアカウントを発行してオーダー処理を代行させることが可能となる。
同製品の販売価格は、「Sentinel HASP 5.0 (HL) USBハードウェアキー」の参考価格が4,900(税込)より。
日本セーフネット
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