インフォテリアは2010年10月21日、iPhone用のカレンダーアプリケーションを発表した。情報管理ツール「Evernote」やミニブログ「Twitter」など、主にパーソナルユースで広く使われているクラウドサービスとの情報連携機能を備えるのが特徴。Evernoteに登録したテキスト情報の中から日付や時間、場所の情報を自動で抽出してカレンダーに登録し、その情報をTwitterを通じて共有するといった使い方ができる。
発表したのは、カレンダー画面に広告を表示する無償版の「SnapCal(スナップカル)」と、広告枠をなくした有償版の「SnapCal Pro」。有償版の価格は115円。同日、アップルのApp Storeで日本語や英語、中国語など7カ国語の対応版のダウンロード提供を始めた。今後3カ月で10万本の提供を目指す。
写真 SnapCalの画面例
インフォテリアは最近、主力のシステム連携製品のほかに、スマートフォンなどを対象にしたネットサービス製品の提供と海外市場へのサービス展開に積極的な姿勢をみせている。このうち海外市場へのサービス展開は必ずしも見込み通りではない模様だが、ネットサービス製品などの提供は順調と見られ、同日には2010年4月-9月期の業績予想を営業利益で2500万円から7000万円に上方修正している。
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