米KEMP Technologiesは2010年10月21日、低価格をうたう負荷分散装置「LoadMaster」の製品ラインに、仮想アプライアンスの形態ながら、価格39万円(税別)の最安価モデル「VLM-100」を追加、国内の代理店を通して販売開始した。
LoadMasterは、負荷分散装置である。セッション維持機能(Cookie、SSLセッションID、IPアドレス、RDPログインID)やSSLアクセラレータ、データ圧縮機能など、主要な機能を一通り備える。
新たに追加したVLM-100は、VMware上で動作する仮想アプライアンス。100Mビット/秒という帯域制限があるものの、39万円(税別)という、ハードウエア・アプライアンスの最安価モデル「LM-2000」(税別49万円)よりも低い価格に設定した。
また、VLM-100の上位モデルとして、仮想アプライアンスながら帯域制限がないモデル「VLM-1000」も用意した。VLM-1000の価格は、84万円(税別)。
販売代理店は、OPENスクエア、アイバックス、エクスネット、プロフェッショナル・ネットワーク・コンサルティング。