パオ・アット・オフィス(Pao@Office)は2010年11月30日、ExcelやWordなどのOfficeソフトを使ってバー・コードを作成できるツール「Barcode.Office Ver 1.0」を出荷した。ActiveXコントロール(COMコンポーネント)として実装したソフトウエア部品である。価格は、2940円(税込み)。
Barcode.Officeは、ActiveXコントロールとして実装した、バーコード生成用のソフトウエア部品である。Excelで作った帳票など、ActiveXコントロールを貼り付けて連携できるWindowsアプリケーションに対して、バーコード生成機能を追加できる。Microsoft Officeのほか、多くのWindowsアプリケーションで利用できる。
Pao@Officeでは、これまで、ほかのプラットフォーム用にバーコード生成部品を提供してきた。2002年10月からは.NET Framework用のクラス・ライブラリ「Barcode.net」、2006年7月からはJavaのクラス・ライブラリ「Barcode.jar」を出荷している。今回新たにActiveXコントロール版を製品ラインに追加し、開発者ではないユーザーが簡単にバーコードを使えるようにした。
稼働OSは、Windows 2000/XP/Vista/7。動作を保証するOfficeはOffice 2003/2007/2010。
生成可能なバーコードは、以下の通り。
- JAN13(EAN13)
- JAN8(EAN8)
- ITF Interleaved 2of5
- Matrix 2of5
- NEC 2of5(COOP 2of5)
- NW7(Codebar)
- CODE39
- CODE128
- UCC/EAN128
- 郵便カスタマバーコード
- QRコード