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日立ソリューションズ、医薬品業界のデータ交換システムと接続するオプション製品の販売を開始

2010年12月7日(火)IT Leaders編集部

日立ソリューションズは2010年12月6日、医薬品業界の標準のデータ交換システムであるJD-NETと、医薬品製造業向けの「SAP アプリケーション」と連携する「JD-NET接続オプション」を2010年12月7日より販売開始すると発表した。「JD-NET接続オプション」を利用することで、医薬品製造業者は、期間と費用を大幅に削減したJD-NETと接続するシステム構築を実現できる。

「JD-NET接続オプション」は、同社の医薬品製造業における「SAP ERP」をベースにしたシステム開発で培ってきた技術とJD-NETと接続する部分のノウハウを製品として提供することで、効率的かつ安価でJD-NETとの接続を実現できる製品。「JD-NET接続オプション」を利用することで、これまで個別に構築していた場合と比較して、開発期間を約1/6(同社構築実績)に短縮でき、開発費用を約80%(同社構築実績比)削減することが可能となる。

同製品の特長は以下のとおり。

  1. 外部接続機能
    JD-NET接続用のEDIシステムとSAPアプリケーション間にて、SAPアプリケーション標準のIDOCで、以下の通信データをサポートする。
     ・受発注データ受信
     ・品切れデータ送信
     ・納品案内データ送信
     ・仕切書データ送信
     ・商品コード連絡データ送信
     ・商品価格連絡データ送信
     JD-NETコードとSAPコードとのコード変換情報は、SAPで一元管理。SAPアプリケーションからEDIシステムへ該当するコード変換情報を送信し、EDIシステムで変換を行う。
  2. 内部機能
    (a) 受注機能拡張
     ・受注画面の拡張(JD-NET用のデータ表示)
     ・受注登録時の出荷日決定(定期、指定)及び拒否理由(品切れ、販売中止)を設定
    (b) 請求機能拡張
     ・請求画面の拡張(JD-NET用のデータ表示)
    (c) IDOCモニタ画面
     ・送受信の処理ステータスを確認できる画面を用意(エラーリカバリもサポート)

同製品の価格(税込)は189万円より。

日立ソリューションズ
http://www.hitachi-solutions.co.jp/

 

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