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ワークスアプリがMBO実施、M&Aや海外展開を積極化

2011年1月31日(月)

 ワークスアプリケーションズは2011年1月31日、経営陣が参加する買収(MBO)を実施すると発表した。MBOによる株式非公開化で、企業買収や事業分割、本社・子会社の海外移転も視野に、経営の意思決定の迅速化を図る狙い。

 WPKホールディングス(みずほ証券などを株主とする投資ファンドが発行済み全株式を保有)が、株式公開買い付け(TOB)を実施。公開買い付けの決済後に、ワークスアプリの現経営陣がWPKHDに出資する形を採る。

 既存株主に対して、2011年2月1日~3月15日にかけて公開買い付けを実施。2011年5月または6月に開催する臨時株主総会などを経て、2011年6月もしくは7月に上場廃止する。買い付け予定株式数の下限は、自己株式を除く発行済み株式総数の70%に相当する30万4367株。買い付け価格は、普通株式1株につき5万5000円。

 ジャスダックに上場する同社はMBOの理由として、金融不安によるユーザー企業のIT投資の先送りや、新卒などの積極採用による人件費の増加から、短期的に業績や株価が停滞するリスクがあったことを挙げる。

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