Isilon S200、同X200 /EMCジャパン、アイシロン・システムズ EMCジャパンとアイシロン・システムズは2011年4月20日、ペタバイト規模のファイルデータ管理を想定したNASの新製品を発表した。年率40%以上の勢いで増加し続けるとも言われるデジタルデータの効率的な管理と活用は、企業の情報化に責任を持つIT部門の喫緊の課題になりつつある。新製品は、大量のファイル処理や高速なスループット性能を備えることで、こうした課題の解消を狙う。
発表したのは、画像や動画に対して発生する大量アクセスを並列処理する用途などを想定した「Isilon X200」と、主にストリーミングや設計、シミュレーションなど、大容量のデータに高速でアクセスする用途を想定した「同S200」の2機種である。X200は4コアのインテル製プロセサNehalem(型番非公開)を、S200は同じく4コアのWestmere(同)を搭載。両機種共にノード間をInfiniBandで接続し、X200で毎秒30GB、S200で毎秒85GBのスループット性能を実現した。
Isilonに搭載するOS「OneFS」とレプリケーションソフト「SyncIQ」もバージョンアップした。運用機能を強化したOneFS 6.5は、単一のファイルシステムとして最大10.4ペタバイトまで容量を拡張できる。SyncIQ 3.0は、設定したスケジュールに基づいて特定時点のデータのイメージを保持するなど、使い勝手を高めた。
価格は、6TBのディスクと6GBのメモリーを搭載したX200で468万3000円からなど。アイシロン・システムズの販売代理店を通じて4月20日から提供を始めた。 (栗原)
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