日本IBMは2012年3月22日、日本企業のグローバル化を支援するコンサルティングサービス「IBM Global Ready Solution(グローバル進出総合支援パッケージ)」を発表、同日より提供を開始した。
サービスは、(1)顧客企業のグローバル事業戦略とゴールを策定する「ビジョニングセッション」、(2)ゴールと現状のギャップを整理し、阻害要因を洗い出す「ギャップアナリシスセッション」、(3)ゴールに向けて実施すべき施策を策定する「クイックプランニングセッション」の3つで構成する。
特徴は、過去20年間のグローバル事業展開の中でIBM自身が獲得したビジネスプロセスやシステム構成に関するノウハウをモデルとして体系化、顧客との議論の叩き台として利用する点である。モデルはマーケティングと営業を扱う「セールス」や、人材管理と人事給与についてまとめた「ピープル」など、合計7分野。グローバル事業展開に成功したIBMの方法論をベンチマークとして、顧客企業の課題を浮き彫りにする。
「まずは顧客企業がIBMのモデルをそのまま実践できるか議論するところから始める。多くの場合、回答は“No”だろう。“必要な技術を持った人材がいない”“企業風土が違う”など、さまざまな理由が噴出するはずだ。それらを解決するために議論を重ねる。その過程でグローバル展開を阻害する要因を発見し、各企業に合った解決策を探ることができる」(金巻龍一 常務執行役員)。
今後、短期間で新興国に新規拠点を開設したいと考える企業に対してメールやコラボレーションツールなど、必要最低限ツールをパッケージした「クイック導入ソリューション」も提供する予定。全てクラウドサービスで構成する。
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