エス・エス・ジェイは、財務会計/管理会計モジュールを中核とするWebベースの業務パッケージソフトである「SuperStream-NX」を拡充。2012年5月31日に、固定資産モジュールを提供開始する。
これは、固定・リース資産の種類や構造/用途、購入先といったデータを入力・承認し、資産台帳を作成するモジュール。財務会計/管理会計モジュールと、リアルタイムにデータ連携する。
新モジュールの大きな特徴は、複数台帳管理機能である。会計・税務向けのほか、IFRS向けなど最大5種類の資産台帳を一括管理できる。1つの台帳に登録した資産情報を、別の台帳にコピーすることも可能。このほか、設備投資計画を立案する際、将来の減価償却費や課税標準額、除去債務利息を算出するシミュレーション機能を備える。価格は、財務会計/管理会計モジュールと合わせて導入した場合、400万円から。固定資産管理モジュールのみの導入も可能。
エス・エス・ジェイは5月1日、2009年にキヤノンITソリューションズに移管した開発部隊を再び統合する。合わせて、社名をスーパーストリームに変更する。製販一体の事業体制により、企業ニーズを製品開発に素早く反映させることが狙い。2012年8月には、人事給与モジュールをリリース予定という。