[新製品・サービス]

レッドハット、分散KVS「JBoss Data Gird 6.0」を国内投入

2012年7月24日(火)IT Leaders編集部

レッドハットは2012年7月24日、分散KVS製品「JBoss Data Gird 6.0」の日本市場への提供開始を発表した。インメモリー型のキャッシュサーバーなどの用途を想定している。

「JBoss Data Gird 6.0」は、インメモリーで動作するKey-Value型データストア。JBossコミュニティプロジェクトとして開発を進めた、オープンソースのデータグリッド基盤「Infinispan」がベースになっている。

KVSあるいはNoSQL製品といえば、それ単体で大量データを処理・格納する用途を想起しがちだが、同社が狙うのはデータベースの前段に配置することで大容量データキャッシュとして機能させる用途だ。金融取引やECサイトなど、大量のトランザクションを低遅延で処理するようなシーンで効果を発揮する。

既存のアプリケーションに大きな修正を加えることなく利用できることを考慮。一般的なREST(Representational State Transfer)APIやMemcache API、さらに同社独自のデータストア向けAPI「HotRod」経由でデータにアクセスできるようにした。Javaのみならず、PythonやMicrosoft .NETなどのプログラムからも使える。

サブスクリプションによる料金体系は、16コアあたり年額249万6000円(税別)から。

IT Leadersでは、特別企画「アプリケーション基盤の新標準~真の"クラウド対応"に求められる要件を探る」を公開しています。ぜひご覧ください。
関連キーワード

Red Hat / JBoss / KVS

関連記事

トピックス

[Sponsored]

レッドハット、分散KVS「JBoss Data Gird 6.0」を国内投入レッドハットは2012年7月24日、分散KVS製品「JBoss Data Gird 6.0」の日本市場への提供開始を発表した。インメモリー型のキャッシュサーバーなどの用途を想定している。

PAGE TOP