HP DISCOVER 2012 2012年6月4日〜7日/米ラスベガス サーバーやストレージなどで構成される企業ITのインフラを支えることがビジネスの主軸。それを今の時代に合わせて高度化させていくのが使命だ−。米HPは年次カンファレンス「DISCOVER 2012」を通じて、今後の方向性を明示した。
写真1 会場となったのはラスベガスのベネチアンホテル「我々がビジネスの軸足を置くのは、これからもパソコンやサーバー、ネットワーク、それにストレージといった企業ITのインフラ分野だ。事実、売り上げの4分の3をここから生み出しており、引き続き誇りを持って力を注いでいく」─。米ヒューレット・パッカード(HP)のメグ・ホイットマンCEOは、年次イベント「HP DISCOVER 2012」の基調講演で、来場者にこう訴えかけた。
ネットオークションを手がけるeBayを急成長させたことで知られる氏が、HPのトップに迎え入れられたのは2011年9月のこと。それより少し前のことだが、同社がタブレット端末やパソコンのビジネスから撤退するという話が一時的に持ち上がるなど、ハードウェアのコモディティ化が進む中で、同社がどの方向に進もうとしているのかが不透明とする市場の声が少なからずあった。
そして迎えたDISCOVER 2012。ホイットマン体制としては初の大型イベントでもあり、基調講演の会場となる超大型ホールは早々に満席となった。


製品開発力に加えて顧客を思う人間力も
そこで冒頭の宣言。これは、サーバーなどを中核に企業ITに食い込んできた同社が、再び原点回帰で頑張っていくという姿勢をあらためて強調したように映る。
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