[事例ニュース]

陸前高田市、災害時にも使える通信インフラを整備、ほか

ニュースフラッシュ ユーザー事例編

2013年5月15日(水)IT Leaders編集部

1カ月間に発表された主要なユーザー事例を紹介する。12の事例を取り上げた。

基幹システム

アマダ、生産管理システムをパッケージに切り替え

板金、プレス、切削などの加工機械や制御ソフトウェアを提供するエンジニアリング企業。このほど、30年間以上使い続けてきた基幹システムを刷新した。老朽化に伴い、技術者の確保や、ビジネス要件への迅速な対応が難しくなっていたため。東洋ビジネスエンジニアリングのパッケージ「MCFrame」を採用。国内では2012年2月、海外では同11月より運用を開始した。 (2013/4/2)

通信インフラ

陸前高田市、災害時にも使える通信インフラを整備

小中学校をはじめとする公共施設に、「公共施設間ホットラインシステム」を導入した。固定無線アクセスを活用し、独立型のIP通信網を構築。災害時、ケーブルが切断されたり、極度に通信が集中して、公衆ネットワークが利用できなくなった場合でも、地域内の公共施設間で電話やFAXを使って連絡できるようにする。4月1日より運用を開始している。NECが構築を担当した。 (2013/4/4)

ストレージ

北日本放送、業務システムのストレージを強化

富山県のラジオ・テレビ局。業務システムや仮想デスクトップのデータを格納するため、NetAppのストレージを導入した。同局は、ローカル局としては、いち早く地上デジタル放送やハイビジョン番組に対応。ウェブサイト「KNB WEB」やモバイル端末サイト「KNBモバイル」なども運営する。こうしたシステムを限られた人員で運用するため、ITインフラの効率化を進めている。 (2013/4/4)

基幹システム

埼玉県内18町村、基幹システムの共同利用を開始

滑川町や長瀞町など埼玉県内の18町村は、住民基本情報や税務情報を管理する基幹システムの共同利用を開始した。地方自治体では、東日本大震災を機に、重要データの保全や情報システムの在り方の見直しが全国規模で広まっている。システムの共同利用によって、調達、運用コストの低減などを目指す。TKCが提供するTASKクラウドサービスを採用した。 (2013/4/9)

情報共有基盤

スクウェア・エニックス、ワークスタイル改革に着手

ゲームやオンラインサービス、出版、ライツビジネスなど、働き方が大きく異なる事業を抱え、海外にも複数の拠点を持つ同社。時間や場所に縛られず、円滑に意思疎通を図れる仕組みづくりが課題だった。IP電話、プレゼンス管理、インスタントメッセージ、ビデオ会議などを、1つのユーザーインタフェースから利用できる基盤を構築した。富士通が構築、運用を担当する。 (2013/4/15)

ERP

福助工業、基幹システムを全面刷新

創業100年余の包装資材メーカー。国内16カ所、海外4カ所に生産拠点を展開する。このほど、ホストコンピュータをはじめとする全社システムの刷新を決断。SAP ERPをグループ統一基盤とし、情報の一元管理を図る。稼働開始は2014年を予定する。現行の分析システム上に蓄積した、過去10年間の営業分析データも、インメモリー基盤「SAP HANA」上に移行。BIツールと連携させる。 (2013/4/12)

関連キーワード

千葉銀行 / 第一生命保険 / アマダ / 陸前高田市 / 北日本放送

関連記事

トピックス

[Sponsored]

陸前高田市、災害時にも使える通信インフラを整備、ほか [ 2/2 ] 1カ月間に発表された主要なユーザー事例を紹介する。12の事例を取り上げた。

PAGE TOP