製品を提供したアシストが2013年11月29日に発表した。
従来から、ダイレクトメールの開封率や購買率の分析を始め、販促キャンペーンの立案に、データウェアハウスを用いてきた。データ量の増加により、RDBMSを使った既存の基盤では処理が間に合わなくなったため、顧客/販売データ分析用データベースの刷新に踏み切った。
分析に特化した、複数のDWH専用データベース比較検証した結果、米Calpont CorporationのDWH専用データベース「Calpont InfiniDB」を採用入した。データ圧縮効率が高く、将来的なデータ増加に備えられること、既存BIシステムとの接続性に優れていること、初期導入や運用のコストが適切だったことなどを評価した。
2013年3月にInfiniDBの導入を決定、2013年8月にはBIシステムと接続した、顧客購買情報用DWHシステムをカットオーバーした。従来は、処理性能の制約で、サマリーデータの利用にとどまっていたが、ボトルネックを解消したことにより、多面的な顧客分析や、リアルタイムな売り上げ分析などが可能になったという。