製品を提供したリバーベッドテクノロジーが2013年12月9日に発表した。
2007年に本社に設置していたファイルサーバを、横浜のデータセンターに移設した後、パフォーマンスが低下。ファイルがすぐに開かなかったり、操作に対するレスポンスが遅れたりするようになった。パフォーマンスを改善すべく複数製品を比較検討した結果、リバーベッドのWAN高速化アプライアンス「Riverbed Steelhead」を採用、2012年5月に導入した。
製品は、データを細かい単位に分割、キャッシュとして保持し、やり取りの重複をなくすことで通信の効率を上げるもの。日比谷花壇の場合、実回線の約12倍のデータを、本社とデータセンターとの間でやり取りできるようになった。画像や動画といったファイルサイズの大きなデータも、以前と遜色ない感覚で利用できるようになった。バックアップの処理時間も短縮できたとしている。