MetaMoJiは2014年2月4日、法人向けモバイル端末用プロダクティビティ・ソリューション(MPS:Mobile Productivity Solution)事業の計画を明らかにし、同事業を強化していくと発表した。
営業フロントや建設現場、教育機関、医療機関等において、急速な勢いでタブレット端末の普及が拡大している。そうした中、MetaMoJiでは、モバイル端末の特徴であるタッチ・ユーザーインタフェースに最適化したプロダクティビティ(生産性)アプリケーションとして、「7notes/mazec」(2011年2月発表)、「Note Anytime」(2012年9月発表)、「Share Anytime」(2013年10月発表)といった製品をリリースしてきた。
MPS事業強化のための具体的な施策として、同社がこれまで提供してきた手書き日本語入力エンジン「mazec」ソリューションに加え、法人ユーザーの利用に即した形で、セキュリティ、権限管理、システム連携等の機能を強化した、デジタルノートアプリ「Note Anytime for Biz」と、電子会議支援コミュニケーションアプリの両製品の「Share Anytime for Biz」の販売を開始する。
MetaMoJiのMPSは、すべて主要モバイルOS(iOS、Android、Windows 8)に対応しており、クロスプラットフォーム利用が可能になっている。加えて、同社はWindows 7対応の製品/ソリューションの提供も予定している。これにより、MPSの適用範囲が広がり、企業ユーザーはより柔軟にMPSを利用できるようになる。
なお、法人向けに提供されるMPSは、端末上のアプリとサーバーサービスの組み合わせで利用する形態をとる。同社によれば、各製品/ソリューションは、「MetaMoJi運営のパブリック・クラウド・サーバー」「プライベート・クラウド向けサーバー」「オンプレミス向けサーバー」のいずれかの方式で提供されるという。