武田薬品工業は、IT基盤全般についてインドITサービス大手のWipro(ウィプロ)と戦略的パートナーシップを締結した。2014年5月19日(インド時間)、Wiproが公表した。
製薬業界はグローバルでの競争が熾烈さを増している。武田は2011年、スイスの製薬大手ナイコメッドを96億ユーロ(約1兆円)で買収するなど積極的な拡大策を推進。一方、集中購買や販売/マーケティングの効率化といった手で2017年度までに1000億円以上のコスト合理化を図る「プロジェクト・サミット」も展開する。
今回、IT基盤の調達~運用管理といった一連の業務をWiproに一任する体制を整えた背景について同社は、メリハリを効かせた経営戦略を速やかかつ柔軟に支えようとの狙いがあることを挙げる。
Wiproは武田の事業に照らし、グローバルでの標準化や統合などを推し進め、迅速で安定的なIT基盤の提供を担う。北米、欧州、アジア地域のデータセンターを介し、全世界で約3万人に及ぶユーザーを支える。契約は7年間で4億4000万ドル(約445億円)とされる。
| 【プロジェクトの概要】 | |
| ユーザー名 | 武田薬品工業 |
| 業種 | 製薬 |
| 案件 | IT基盤の調達・運用における戦略的パートナーシップ |
| 契約目的 | グローバル展開のスピードアップ、IT基盤の安定的運用など |
| 契約時期 | 2014年4月(公表) |
| 契約企業 | インドのITサービス大手 Wipro |
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