日立金属(現プロテリアル)は、24時間365日安定稼働を図る新たなIT基盤として、プライベートクラウドを構築した。グローバルでの生産・販売体制を強化することが狙い。業務システムを順次、同基盤上に統合していく計画だ。製品を導入した日本オラクルが、2014年10月20日に発表した。
新基盤は、オラクル製のアプライアンスを用いて構築した。クラスタリングやストレージ仮想化技術を導入し、可用性を担保。24時間365日の安定稼働を目指す。
複製データベースをほぼリアルタイムで遠隔地に配置する機能も備える。障害が発生した際に最新の状態に近い時点までデータを回復可能になるため、事業継続性が高まる。
性能改善も期待する。試算によると、業務システムのレスポンスを最大120倍に向上できるという。
| 【プロジェクトの概要】 | |
| ユーザー名 | 日立金属 |
| 業種 | 金属製品・電子部品などの製造 |
| 導入システム | プライベートクラウド |
| 導入目的 | 可用性・信頼性向上、事業継続 |
| 主な利用製品 | 「Oracle Exadata Database Machine」 |
製造 / エレクトロニクス / プライベートクラウド / Oracle / Exadata
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