三井住友建設は、VDI(デスクトップ仮想化基盤)にフラッシュメモリ搭載ストレージを導入した。仮想デスクトップの増加に伴う性能劣化を改善することが狙い。製品開発元であるピュア・ストレージ・ジャパンが2014年11月5日に発表した。
三井住友建設は2012年6月から、デスクトップ仮想化を段階的に進めている。通信環境が貧弱な建設作業拠点においても、業務システムを円滑に利用できるようにすることが目的だ。
しかし、仮想デスクトップが100台を超えたころから性能問題が顕在化。「デスクトップやブラウザの起動が遅い」「Windowsアップデートに1時間かかる」「再起動すると30分間は利用できなくなってしまう」など、業務に支障を与える現象がしばしば発生するようになった。
調査の結果、こうした性能劣化はストレージに起因することが判明した。そこで、既存のファイル・ストレージに代えて、ピュア・ストレージ・ジャパン製のオールフラッシュストレージを導入することを決めた。
新規導入したストレージの遅延は1ミリ秒以下と低いため、仮想デスクトップの利便性が大幅に向上した。具体的には、ブラウザを数秒で立ち上げられるようになった。従来は1分程度かかっていた。デスクトップ再起動にかかる時間も、30分から2分程に短縮。このほか、Windowsアップデートを15分で完了できるようになった。
東京エレクトロン デバイスが構築を支援した。
【プロジェクトの概要】 | |
ユーザー名 | 三井住友建設 |
業種 | 建設 |
導入システム | ストレージ |
導入目的 | 性能改善 |
主な利用製品 | 「FA-420」(ピュア・ストレージ・ジャパン) |