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JR東日本システム、システム障害情報の集約・分析を開始

2014年11月28日(金)IT Leaders編集部

ジェイアール東日本情報システムは、システム障害の発生から解決までのプロセスを記録して集約し、再発を防ぐ仕組みを構築した。製品を導入した日本ヒューレット・パッカードが、2014年11月21日に発表した。

同社がJR東日本グループ向けに開発・運用する200以上のシステムのサービス品質を、継続的に高めていくことが狙い。

新システムは、Webサーバーやアプリケーションサーバー、データベース、分散ファイルシステム、ロードバランサーといった機能を実装。業務システムで発生した障害を解消するまでのプロセスを記録する。蓄積したデータを分析することにより、同じような障害を未然に防ぐ体制を整えていく。

省スペース・省電力化を図るため、HP製の高密度サーバー上に構築。4.3Uのシャーシ1台に全機能を集約した。シャーシには8コアのインテル製Atomプロセッサと32GBメモリを搭載するカートリッジ型サーバー45枚を収容している。各機能はそれぞれ独立した物理サーバーとして稼働する。

ソフトウェアは、全面的にOSSを採用した。データベースは「MySQL Cluster」、サーバー監視システムは「Zabbix」、分散ファイルシステムは「GlusterFS」。

【プロジェクトの概要】
ユーザー名 ジェイアール東日本情報システム
業種 システムインテグレータ
導入システム 障害情報システム
導入目的 システム障害の防止
主な利用製品 「HP Moonshot System」、「MySQL Cluster」、「Zabbix」、「GlusterFS」

 

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システム障害 / JR東日本 / 運輸・交通 / HPE

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