照明器具製造・販売大手の遠藤照明は、データウェアハウスシステムの処理性能を高めるため、基盤となるハードウェアを刷新した。基幹業務システムも新基盤に巻き取っていく計画。製品開発元である日本オラクルが、2014年12月17日に発表した。
同社は、基幹系システムで発生するトランザクションデータを分析するためにデータウェアハウスを活用している。しかし、事業拡大やグローバル化に伴いデータ量が増大するにつれて、旧システムの処理性能に限界が見えてきていた。
そこで、オラクル製のデータベースアプライアンスを導入。性能強化を図った。例えば、出荷実績情報からのデータ検索を従来比8.3倍、製品入出庫明細の処理を同2.4倍に高速化できた。
今後は、SAPアプリケーションを用いて構築した基幹業務システムを同アプライアンス上に移行。基幹系・情報系を問わず、すべてのシステムを同一基盤上に構築し運用する体制を整えていくという。
SCSKが導入から構築、稼働までを支援した。
【プロジェクトの概要】 | |
ユーザー名 | 遠藤照明 |
事業内容 | 照明器具の製造・販売 |
導入システム | データウェアハウス |
導入目的 | 経営判断の高速化・迅速化 |
主な利用製品 | 「Oracle Exadata Database Machine」 |
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