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滋賀銀行、勘定系システムを共同利用サービスに移行へ

2015年1月21日(水)IT Leaders編集部

滋賀銀行(本店:滋賀県大津市)は2017年、勘定系システムの自社運用を停止。複数の銀行でメインフレームを共同利用するサービスを採用し、外部委託に転換する。環境変化に対応する戦略自由度の確保やコスト最適化、事業継続性強化が目的。委託先である富士通が2015年1月16日に発表した。

採用したのは、仮想化技術によりメインフレーム基盤を分割。1台のメインフレーム上で、複数のシステムを稼働させるサービスである。富士通が運用保守を担当し、常にシステム環境を最新に保つ。

滋賀銀行は、この基盤上に従来から使用している勘定系のアプリケーションを再構築する。これにより、独自の顧客サービスを継続しつつ、メインフレームの運用管理コストを削減する効果を見込む。

西日本と東日本データセンターの2カ所にシステムを構築。交互に切り替えて運用することにより、事業継続性を強化する構えだ。新システムは、勘定系元帳データを本番サイトからバックアップサイトへリアルタイムでバックアップする機能も備える。

【プロジェクトの概要】
ユーザー名 滋賀銀行
事業内容 金融
導入システム 勘定系システム
導入目的 戦略自由度の確保、コスト最適化、事業継続性強化
主な利用製品 「FUJITSU Financial Services Solution FSPS」
関連キーワード

金融 / 銀行 / 勘定系システム / 富士通 / 滋賀銀行 / 地方銀行 / 滋賀県 / 大津市

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