データ連係ミドルウェア「ASTERIA WARP」などを開発・販売するインフォテリアは2015年2月12日、ASTERIA WARPの最新版を2015年3月10日から出荷すると発表した。AWS(Amazon Web Services)のデータ分析基盤「Amazon Redshift」との連携など、クラウドとオンプレミスを結ぶデータ連携機能を強化した。
最新版の「ASTERIA WARP 4.9」は、オンプレミスとクラウドを連携するための機能を実現するために複数のクラウド別に専用のアダプターを用意する。
その1つが、AWS(Amazon Web Services)のデータ分析基盤である「Amazon Redshift」との連携機能。社内システムや業務プロセスを変更することなく、Amazon Redshiftとの間で、データの運用/管理(アップロード/更新など)や分析/活用を可能にする。
Redshift連携機能に合わせ、既存のAWS連携機能においては、各種画面を一新し、操作性を改善した。AWS特有のAPIなどを意識することなく、最新機能を使ったシステム連携を可能にする。
クラウド連携では、サイボウズの業務アプリケーション構築用クラウド「kintone」との連携機能も用意した。既存システムのデータをkintoneに流し込んだり、kintone外からkintoneの情報にアクセスしたりを可能にする。kintoneが持つモバイル対応機能などを既存システムに付加できるとしている。
このほか、NotesアダプターやExcelアダプターに対して、操作性や表示機能を改善/強化。Active Directoryアダプターでは、RecordJoin/RecordSort/RecordSQLの各コンポーネントを追加した。ファイルのアーカイブ形式であるTarへの対応や、画像のメタデータ形式であるExif情報の取得にも対応している。
ASTERIA WARP 4.9の価格は、基本的なデータ連携機能を網羅した「Standard Edition」が480万円(税別)、全社規模のデータ連携を視野に入れた大規模連携基盤に必要な機能を搭載した上位エディション「Enterprise Edition」が600万円(同)で、サブスクリプション版は月額24万円(同)になる。
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