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高速データ伝送アプライアンスをSkeedとビットアイル、レノボが提携しサービスとして提供

2015年4月9日(木)IT Leaders編集部

大容量高速データ伝送ソフトウェアを開発するSkeedと、データセンターサービス事業者のビットアイル、PCベンダーのレノボ日本法人の3社は2015年4月8日、Skeed製「SilverBullet」を搭載したアプライアンスを月額利用料型のサービスとして提供すると発表した。データセンターやクラウドのサービス利用者を対象に、ハイブリッドクラウドの基盤構築支援策として提供する。

 「SilverBulletアプライアンス・サービス」は、SilverBulletを搭載したアプライアンスサーバーを月額利用料型で提供するもの。SilverBulletの高速データ伝送機能をビットアイルのデータセンターサービスと組み合わせて利用する。各種パブリッククラウドやユーザー拠点と接続する「ビットアイルコネクト」を利用することで、プライベートなネットワーク接続が可能なハイブリッドクラウドのための基盤を構築できる。

 アプライアンスのベースとなっているのは、Skeedとレノボが公開した「高速データ伝送ソリューション Skeed SilverBullet折紙付構成」。SilverBulletの稼働を確認済みのLenovo System xのリファレンスアーキテクチャーである。

 検証環境として、ビットアイルのデータセンターとレノボの「エンタープライズ・ソリューションズ・センター(東京・秋葉原)」のそれぞれにSilverBullet折紙付構成機を設置し、高帯域のインターネット回線で接続した環境を用意する。

 同環境では、高速ファイル転送のデモンストレーションや、ハイブリッドクラウド環境を想定したデータ伝送の性能検証、ビットアイルのデータセンターとユーザーの本番環境間でのスムーズな移行を実現するための検証などが実施できる。

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