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米アクティフィオ日本法人、開発/テストのサイクルを短縮するデータ仮想化技術を提供

2015年6月2日(火)IT Leaders編集部

データ仮想化関連製品を開発・販売する米アクティフィオ(Actifio)の日本法人は2015年6月1日、データ仮想化技術製品の最新版を発表した。開発/テストのサイクルの短縮を可能にする。サポートも強化した。

 最新版の「Virtual Data Pipeline(VDP)テクノロジー 6.1.2」では、コアテクノロジーを強化したほか、アプリケーションデータ管理におけるライフサイクル全体を対象に自動化を図るための機能を強化した。

 VDPテクノロジーは、同社の物理アプライアンス「Actifio CDS」と仮想アプライアンス「Actifio Sky」を支える技術。両製品を使うことで、組織が持つ様々なデータを仮想化し、データ重複を排除しながら統合し、バックアップや開発テスト、スナップショット、災害対策、データ分析といった目的でデータを利用できる。

 例えば、役割に応じたアクセス制御機能を持ち、アクセス権限を持つ開発者/管理者などだけが安全かつ即時に最新のデータイメージのコピーにアクセスできる。「インスタントマウント」機能を拡張すれば、取得しているイメージコピーを即時に利用できるため、本番データの過剰なコピーを抑えられる。

 本番データと自動的に同期する「LiveClone」と自動データマスキング・ワークフローの機能を強化した。セキュリティを高めながら省容量の開発・テスト環境を構築できる。管理者は、ストレージ要件を最小化しながら、テスト・開発環境用のクローンを保護、複製、復元ができる。

 管理者は1つのデータ保護ポリシーでデータベースとログファイルを管理できる。ユーザーは復旧だけでなく、アプリケーションの開発/分析/検査などの目的で、任意の時点または状態(シーケンス番号)のデータベースを再現できる。

 OracleがASM(Automatic Storage Management:自動ストレージ管理)から実行されている場合、ASMディスクグループを使用してネットワーク経由でOracle Databaseの保護と即時の復元ができる。ワンクリックで同時に数百台の仮想マシンを復旧できる。

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