NTTドコモがIoT(Internet of Things:モノのインターネット)関連事業の強化を進めている。2015年5月に、米PTCとIoTプラットフォーム分野で協業したのに続き、7月8日にはGEエナジー・ジャパンと産業機器向けワイヤレスルーター分野で協業した。IoT関連ソリューションを開発しワンストップで提供するのがドコモの考えである。
GEエナジー・ジャパンとの協業でNTTドコモは、インフラ設備の監視サービスを提供する。GEが持つ産業機器向けワイヤレスルーター「MDS-Orbitプラットフォーム」にNTTドコモの通信モジュールを内蔵することで、設備状況を示すデータを収集する。
GEのOrbitは、危険区域で利用可能な「Class I Division2」認証を受けた産業機械向けワイヤレスルーター。道路や橋りょう、プラントなどのインフラ設備に設置して、セキュアな通信を実現する。現場の各種センサーデータをOrbitに収集し、ドコモの無線回線を通じてクラウド上のプラットフォームに送る。
クラウド上のプラットフォームとしてNTTドコモが用意するのが「Toami」。日本システムウエア(NSW)が、米PTC傘下の米ThingWorxが開発するIoTプラットフォーム「ThingWorx」を使って展開するサービスだ。データの収集からアプリケーションの開発・実行、データの分析・解析までの機能を用意する。
図:NTTドコモとGEエナジー・ジャパンの協業イメージ(出所:NTTドコモ)NTTドコモは、このToami上で、日本市場向けのIoTアプリケーションをNSWと共同で開発する。GEとの協業によるインフラ設備分野では、稼働監視や予兆診断、スマートフォンやタブレットでの管理といったアプリケーションを開発する計画だ。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



