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富士通北陸システムズ、Oracle DBを不正アクセスから保護するサービスを提供

2015年8月12日(水)IT Leaders編集部

データベースシステム関連サービスなどを提供する富士通北陸システムズ(FJH)は2015年8月10日、Oracle Databaseの機密データを保護するための統合セキュリティサービスを開始したと発表した。外部/内部からの不正アクセスに対する防御策を提供する。

 新サービス「Fujitsu セキュリティソリューションDBディフェンスソリューション for Oracle」が対象にするのは、Oracle Databeseの11g以上。外部からのアクセスに対しては、ファイアウォールを用いてデータベースへのアクセスをモニター/遮断するほか、監査ログを収集する。

 内部のアクセスに対しては、許可された利用者だけがアクセスできるように制御し、職務分掌を確立して、データベース管理者などによる不正アクセスからデータを保護する。データベースの透過的暗号化や、バックアップデータの暗号化、機密データの伏字化も実施し、ハードウェアによる暗号化にも対応する。

 導入サービスと運用支援サービスを提供する。導入サービスでは、ユーザーのセキュリティ要件に基づき、構成を提案。導入作業で使用する設計書の説明や、設計書に記載した値をレビューした後に実際に導入する。

 運用支援サービスでは、運用後のQ&Aに対応。導入サービス後に発生した追加のセキュリティ要件には、電話やメールなどで設定を支援する。

 料金は、導入サービスが185万円から、運用支援サービスが100万円から。いずれも要件に合わせて個別に見積もる。今後3年間で2億円の売り上げを目標にする。

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