工場向けサービスなどを提供するカブクは2015年8月26日、3Dプリンターを使用する製造業に特化した基幹業務クラウドサービス「Rinkak 3D Printing Manufacturing Management Service(MMS)」を公式にリリースすると発表した。顧客管理や製造管理、会計管理などにより関係する情報を一元的に管理する。
「Rinkak 3D Printing MMS」は、3Dプリンターを使って製造する受託型業務に必要な機能を提供するクラウドサービス。「スターター」「プロフェッショナル」「エンタープライズ」の3つのプランを用意する。
スターターは、導入を検討する法人工場によるトライアルや、デスクトップ3Dプリンターを使って製造受託事業を行う個人を対象にしたサービス。プロフェッショナルは、法人工場の業務利用に、エンタープライズは、複数拠点を持つ大規模工場に、それぞれ適したサービスだ。
製造管理では、ヒューマンエラーの発生を抑えるために、分かりやすくシンプルなユーザーインタフェースを採用した。メッセンジャー機能を利用して、依頼主とのコミュニケーションの効率を高めることで、生産性の向上を図る。3Dデータの出力可否を自動で確認できる。データの修正やラッピングなどの機能も順次提供していく予定である。
受託時の自動見積もり機能を持つ。事前に設定した単価情報に基づいて見積もる。ルールに沿って見積もり方法を変更したり、手動での見積もりに切り替えたりができる。Web決済機能により、Webサイト上での見積もりから受注までを自動化できる。請求書・納品書も自動で作成できる。
Rinkak 3D Printing MMSの利用料金は、スターターは無料で、プロフェッショナルが1アカウント当たり月額3万円。エンタープライズは1アカウント当たり月額10万円で、別途、受託案件の製造完了時に取引金額の10%をレベニューシェアする必要がある。
2015年10月31日までは、最大約2カ月間のライセンス料が無料になるキャンペーンを実施している。
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