米MapR Technologies(MapR)は2015年10月14日、Apache Hadoopディストリビューション「MapR」を「Microsoft Azure」から提供し始めたと発表した。パブリッククラウドでHadoopの機能をオンデマンドで提供する。そのために、MapRは米Microsoftと提携した。日本では同サービスを日本ユニシスが最初に採用し、データ分析サービスとして提供する。
MapRが「Microsoft Azure」上で開始したサービスは「MapR on Azure」。Hadoopディストリビューションの「MapR」と、同社のNoSQLデータベース「MapR-DB」の両機能を提供する。米Microsoftのデータリポジトリーである「Azure Data Lake」と統合され、利用企業はクラウド上で統合的なデータストレージ機能を使って種々のデータを統合的に分析できる。
サービスはAzure Marketplaceから購入する。Azure上ではMapRとMicrosoft SQL Serverサービスの間でのデータ転送が可能になる。MapR-DBでは、リアルタイムなデータ活用できる。「マルチマスターテーブルレプリケーション」と呼ぶ機能では、分析とBI(Business Intelligence)のための集中型テーブルを利用し、例えば地域全体のデータを低遅延かつ同期を取りながら分析できる。
日本市場では、まず日本ユニシスがMapR on Azureに、同社の「汎用データ処理ツール」を組み合わせたサービスを提供する、ビッグデータ分析のためのデータ活用基盤「データ統合・分析共通PaaS」のラインアップに加える。同環境上に構築する業務アプリケーションの開発なども提供する。
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