ベリタステクノロジーズ(Veritas Technologies)日本法人は2015年11月27日、Oracleデータベースを保護する「NetBackup Copilot for Oracle」を発表した。「NetBackup Appliance」の最新版「2.7.1」で利用でき、バックアップとリカバリープロセスに対する可視化機能を提供する。
「NetBackup Copilot for Oracle」を使うことで、Oracleデータベース管理者はネイティブのOracleツールを使用して、バックアップ管理者が行う様々なコピーやスナップショットととの連動やリカバリーが可能になる。ほかの管理者のアクティビティを可視化し、把握するための機能も提供する。
また、NetBackupのソフトとアプライアンスを組み合わせて、セルフサービス型運用モデルの性能を向上できる。データベース管理者は、自分のスケジュールに合わせてバックアップを管理してストレージ階層全体を可視化、利用可能な任意のコピーからリカバリーを実行できる。バックアップ管理者は、ポリシーを導入してデータベースバックアップのストレージや保持期間を管理、ディスク、テープ、クラウドストレージ層へのバックアップコピーの移動を管理できるようになる。
新しい「NetBackup Appliance 2.7.1」ソフトウェアを使用すれば、「NetBackup 5330アプライアンスシリーズ」のストレージ容量を増加できる。ストレージ拡張シェルフを追加して大容量のディスクドライブを搭載すれば、使用可能な容量と重複排除プールサイズが458TBに増加する。
NetBackup Appliance 2.7.1は2015年12月8日から購入できる。