IoT(Internet of Things:モノのインターネット)は、IT業界の「流行語大賞」ともいうべき2015年のIT業界を象徴したキーワードだ。大手、ベンチャー、規模や国籍を問わず、さまざまなIT企業が関連サービスを発表、業界を盛り上げた。2015年下半期のIoTを振り返る。
【読み物】
IoTはクラウドやビッグデータ、AI、デジタル化など様々なキーワードとともに語られることも珍しくない。様々なアーキテクチャーの集合体であり、様々な既存サービスを拡張させるのもIoTの特徴だ。将来200億とも500億ともいわれるコネクテッドデバイスが対象となる、超大型市場がそのバックに控えているからだ。
◆IoTやモバイル、アナリティクスにも対応―AWS IoT、AWS Mobile Hub、Amazon Elastic MapReduceなど
◆IoTやIndustry4.0が指す示すワンデータによるSCM改革
◆AI+IoTによる自動運転は何を変革するのか?
◆成功するIoTのための実践計画
◆IoTが実現する社会に向けた戦略を確立せよ
◆IoTが可能にするビッグデータによるビジネス創生
◆IoTで活性化するロボットと人工知能(AI)
◆IoTが求めるフォグコンピューティングの実際
◆IoTでデータを再集中させるセンサーの課題が未解決
◆IoTが求めるクラウドの進化とフォグコンピューティング
【キーマンが語るIoT】
2015年は、様々な分野のキーマンが講演などの中でIoTについて語った。人々のIoTへの関心は高く、多くの人がもっと情報を得たがっている。かつてのクラウドコンピューティングを彷彿とさせる盛り上がりを見せており、IoTがICTの新たなメインストリームになりつつあることを感じさせる。
◆「IoTに取り組むなら社会活動を変える勇気が必要」TRONの父、東大・坂村教授
◆「IoT時代にこそデータマネジメントの体制が問われる」米ガートナーのテッド・フリードマン氏
◆「押し寄せるIoTの大波、企業はデジタライゼーションを急げ」シスコ新CEOロビンス氏
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