ERPソフトなどを開発、販売するワークスアプリケーションズ(ワークス)は2016年1月29日、「Microsoft Dynamics AX」生産管理のOEM販売を開始すると発表した。そのために、日本マイクロソフトとDynamicsパートナー契約を締結した。
OEM販売を開始するのは、日本マイクロソフトのERPであるDynamics AXを組み込んだ生産管理モジュール。開発、製造はワークスの子会社であるワークスシステムズが行い、ワークスが「Dyna Next」として販売する。
Dynamics AXを採用した理由として、40カ国以上の言語に対応しているため、日本国内のほか、海外の生産拠点を含めた生産管理が可能である点を挙げている。
そのほかに、組立加工型、プロセス型など多様な生産方式に対応可能であることや、改変しやすい構成のため、日本独自の商習慣である製番管理などの機能強化が容易であること、クラウド、オンプレミスの双方に対応しているので、ユーザーの要望に合わせた柔軟なインフラ構成が可能なことも決め手になったとしている。