パナソニック システム ネットワークス(現パナソニック システムソリューションズ ジャパン)は2016年2月23日、ハンディターミナル、PDA、携帯電話の機能を1台に集約したハンドヘルド端末の新製品「TOUGHPAD(タフパッド)FZ-N1」を発表した。同社調べで世界最軽量の現場用ハンドヘルド端末となっている。
パナソニックのTOUGHPADシリーズは、「頑丈PC」に始まり、201年に「頑丈タブレット」、2014年に「頑丈ハンドヘルド」をラインナップしてきた。物流、小売、医療、工場、建築・建設などの現場で利用できる「頑丈さ」が特徴のシリーズで、今回発表したのは、ハンディターミナル、PDA、携帯電話の機能を持つ「頑丈ハンドヘルド」の新製品。
TOUGHPAD FZ-N1は、5型液晶搭載のハンドヘルド製品「FZ-E1」「F-X1」の後継機種となるもので、液晶サイズは4.7型。1.8m落下耐性、IP65/IP67に準拠した防塵・防水機能、-10度から50度の高温まで動作可能な頑丈性能を搭載している。専用バーコードリーダーを標準搭載しており、ハンディターミナル、PDA、携帯電話の機能を1台に集約した、過酷な環境の現場で活躍するモバイルワーカー向け端末だ。
現場で確実に作業を遂行するための機能を搭載しているのが、TOUGHPADシリーズの特徴だ。FZ-N1にも太陽光の強い晴天でもはっきり見える500cd/m2の高輝度バックライト、反射防止ディスプレーで視認性を確保し、手袋でも操作できる「高感度近接検知タッチパネル」、濡れても誤動作しない「水滴誤動作防止機能」により操作性を確保している。
バッテリーは大容量3200mAhで、約8時間駆動、待ち受け約700時間、連続通話約24時間、バーコード連続読み取り約12時間を実現した。チャージングカップやクレードルといったオプション機器を使えば、約1時間の充電で約6時間駆動可能な急速充電にも対応する。発売日は2016年2月26日で、価格はオープン。