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Azure上でのOSS導入を支援―クリエーションライン

2016年3月24日(木)IT Leaders編集部

クラウド構築に向けた各種OSS(Open Source Software)ツールを取り扱うクリエーションラインは2016年3月23日、日本マイクロソフトのパブリッククラウド基盤「Microsoft Azure」上でのOSSの導入支援およびサポートサービスの提供を開始した。

 今回発表したのは、「DevOps(開発と運用の融合)on Azure」および「データ解析ソリューション提供サービス」の2サービス。「DevOps on Azure」では、コンサルティングサービス、導入支援サービス、クイックスタートサービスを用意している。

 「DevOpsコンサルティングサービス」は、DevOpsを導入するにあたって必要になる、企業内の開発、運用ポリシーの見直し、既存開発運用ツールとの連携など、IT環境や企業文化に関わる準備をユーザーとともに整理し、効果的な導入のためのコンサルティングを提供する。ワークショップ形式で、価格は50万円から。

 「DevOps導入支援サービス」は、適切なDevOpsツール、関連ミドルウェアを選定、導入するとともに、自動化、監視、バックアップ、セキュリティなどのシステムの開発、実装なども合わせて行う。1部門で導入し、順次企業内に横展開することも可能だ。導入期間は最短で1週間、価格は200万円から。

 「DevOpsクイックスタートサービス」は、DevOps環境を「Microsoft Azure」上で素早く展開できるようにDevOps実践に必要なツール群をセットにして提供する。各ツールはDockerイメージとして配布する。ユーザーは、Azure上にデプロイすることで、AzureのPaaS(Platform as a Service)である「Web Apps」とも自動的に連携したDevOps環境を導入できる。ワークショップ形式での導入支援も提供可能だ。導入期間は2~3日で、価格は100万円(イメージファイル提供を含む)から。

 「データ解析ソリューション提供サービス」は、Apache Spark、MongoDB、Elastic、Neo4jなどのOSSのAzure上での導入支援、構築、サポートなどのサービスを提供する。Azure HDInsightやAzure Data Lakeなどマイクロソフトが提供する様々なサービスコンポーネントと各OSSの連携、統合ソリューションの構築、導入のほか、データアナリストによるデータ解析アルゴリズムの開発についてもサービスを提供する。

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