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米CDataとの提携でASTERIAのデータ連携先が60以上増加―インフォテリア

2016年3月29日(火)IT Leaders編集部

インフォテリアは2016年3月28日、米国のソフト会社CData Softwareとの提携を発表した。60以上のサービス、アプリと連携可能な同社製品をOEMにより、インフォテリアのオプション製品として提供する。

 CDataは、クラウドやオンプレミスを問わず60以上のアプリケーション、データベース、APIにリアルタイム接続するソフトウェア「CDataドライバー」を提供している。CDtataドライバーは、リレーショナルデータベースにアクセスするためのAPIであるODBC(Open Database Connectivity)やJavaとのAPIであるJDBC(Java Database Connectivity)、.NETアプリケーション向けのADO.NET、SQL、Biztalk、Excelに対応している。

 これを、インフォテリアのデータ連携ツール「ASTERIA WARP」のオプション製品として提供することになる。データ連携ツールは、連携先を増やすためにそれぞれに対応したアダプターやAPIを開発する必要がある。CDataドライバーと連携することにより、新たな開発の手間を掛けることなく、ASTERIA WARPの連携先を一気に60以上増やすことができる。

 CDataは、FacebookやTwitterなどSNS系のサービスもサポートしている。インフォテリアの平野洋一郎社長は「特に、ASTERIA WARPがこれまで手掛けてこなかった主要SNSとの連携が可能になり、企業にSNSのビジネス利用を提案できるようになったことが大きい」としている。

 併せて、CDataの日本法人「CData Software Japan」の設立も発表している。本社は仙台市に置き、社長には疋田圭介氏が就任した。日本法人設立にあたっては、インフォテリアが出資している(出資額は非公表)が、あくまでもCDataの日本法人との立場を取っており「インフォテリアの競合も含め、あらゆる企業からの求めに応じる用意はある」(CData Gent Hito President)としている。

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